『Sky Italia』など各メディアは4日、「ジャンルイージ・ドンナルンマとミランは、新契約を結ぶことで合意した」と報じた。
先日ミランとの契約を延長しないことが発表されたドンナルンマであるが、U-21欧州選手権を終えて状況は一転した。
ドンナルンマ自身がミランへの残留を望んだとのことで、新しい契約を結ぶ方針が固まったとのことだ。
その条件は、5年の契約で年俸600万ユーロ(およそ7.7億円)、契約解除条項は1億ユーロ(およそ127.8億円)で、チャンピオンズリーグに出場できなければそれが5000万ユーロ(およそ63.9億円)になるという。
また、ミランはアステラス・トリポリに所属しているジャンルイージ・ドンナルンマの兄アントニオを獲得し、年俸100万ユーロ(およそ1.3億円)での契約を結ぶとのこと。
しかし、ミランとドンナルンマの距離が縮まる一方で、ミーノ・ライオラ代理人との確執はむしろ大きくなっているという。
ライオラ氏はドンナルンマをレアル・マドリーやパリ・サンジェルマンに移籍させたいと考えており、ミランからの新契約提示も断る用意があると主張している他、「争うことなしにサインはさせない」と選手側に通告しているとのこと。
そのため父アルフォンソと兄アントニオがライオラ代理人に強く不満を持っているとのことだ。現在ドンナルンマの家族はミラノ市内のクラブが提供したアパートに滞在しており、状況を注視しているという。