『ESPN』は2日、「メキシコ代表DFラファエル・マルケスは、自国の育成には問題があると苦言を呈した」と報じた。

かつてバルセロナで長くプレーし、欧州の第一線で活躍したことで知られるマルケス。

38歳になった今年もコンフェデレーションズカップのメキシコ代表に選出され、3位決定戦進出に貢献した。

しかし彼から見れば、今回のチームも含めてメキシコのサッカー自体には大きな問題があるという。

土曜日に行われた記者会見で彼は以下のように話し、メキシコでの選手育成はうまく進んでいないとのことだ。

ラファエル・マルケス

「私が思うに、メキシコは素晴らしいインフラを備えていると思う。

しかし、スペインが持っているような開発の手段がない。バルセロナやスペインにあるような、方法論を持っていないんだ。

メキシコでの我々は、成長が遅すぎるんだ。

それはユースシステムでの育成、それから国内リーグでの競争から来るものだ。我々の若手が貰っているチャンスは、とても少ない。

惨めなことに、選手の開発という点においてはあまりにも遅すぎる。ヨーロッパ、アルゼンチン、チリ、ブラジル、それに匹敵する他の国と比べて。

大きな金額が提示されたときだけでなく、チャンスが来た時に若手を海外に送り出せるようにすべきだよ。

しかし、私からはもっと多くの企業から支援を得る以外の解決策は提示できないよ」

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