2008年にレアル・マドリーからマンチェスター・シティに移籍し、プレミアリーグでプレーしたブラジル人FWロビーニョ。
当時チームメイトだった元ブラジル代表FWジョーが、『ESPN』に語った話が興味深かった。
ジョー
「2008年のポーツマス戦で僕はシティでの初ゴールを決めた。でも試合前にとても面白い話があったんだよ。
僕らはトンネル内にいたんだけど、向こうのDFはシルヴァン・ディスタン(193cm)、ソル・キャンベル(188cm)、ボランチはブバ・ディオップ(185cm)、攻撃陣にはピーター・クラウチ(201cm)までいた。
ほとんど巨人しかいないようなチームだった。
ロビーニョは彼らを見て、僕にこう言ったんだ。『ジョー、僕らはラグビーしにいくのかな?あのサイズを見てよ(笑)』ってね。
僕は『そうさ、ロビーニョ。ようこそ、プレミアリーグへ』と答えた。すると、彼は『最悪だな』と笑っていたよ。
試合前には怯えていたんだけど、彼はいざ試合になると落ち着いていたね。
僕らはいいプレーをして、6-0で勝った。ロビーニョは躍動し、1ゴール3アシストの活躍だった。
僕もシティでの初ゴールを決めた。これがフットボールだと嬉しかったよ。
もしラグビーだったら僕らはめちゃくちゃにされただろうね(笑)」