『ESPN』など各メディアは21日、「パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは、税金詐欺を認めた」と報じた。

昨年11月、スペイン検察庁から脱税の疑いで告訴されたディ・マリア。

レアル・マドリーに所属していた2012〜13年の間に得た肖像権収入13万ユーロ(およそ1607万円)を適切に処理しなかったことによるものだった。

手口については、タックスヘイブンであるパナマに拠点を置くペーパーカンパニーであるサンペックス・コーポレーションを使用したものであると伝えられている。

ディ・マリアは今回その罪を認め、検察官との間の話し合いで200万ユーロ(およそ247万円)の罰金を支払うことに合意したという。

ただ、まだこれは確定したわけではなく、裁判官を前にした公聴会で正式に処理される必要がある。

量刑についてもまだ確定はしていないが、スペインでは初犯で2年以下の懲役である場合通常は収監されないため、まず刑務所に行くことはないと考えられる。

なお、このところレアル・マドリーとジョルジュ・メンデス代理人の関係者に脱税の疑惑が相次いでおり、先日はクリスティアーノ・ロナウドとジョゼ・モウリーニョが訴えられたと伝えられた(後者は否定している)。

そして、アンヘル・ディ・マリアもレアル・マドリーに所属した経験があり、さらにジョルジュ・メンデス代理人の顧客である。

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