リーガ・エスパニョーラが主催するU-12チームの大会、「ラ・リーガ・プロメサ(La Liga Promises)」。
第26回目となる今年の大会で優勝を果たしのがバルセロナのアレビンAだ。
準決勝でアトレティコ・マドリードを下したバルセロナは、決勝戦でビジャレアルと対戦。
試合はバルセロナが2点を先制すると、40分にビジャレアルが一点を返すという展開に。するとこの直後、驚きのゴールが生まれたのだった。
バルセロナのキックオフで試合が再開すると、後ろに下げたボールをジェラール・エルナンデスがロングシュート!なんとこれがそのままゴールネットへと吸い込まれ、勝利を決定付ける3点目となった。
ジュニア年代の試合ということで、この大会はより小さめのコートで行われていた。それでも、これだけのロングシュートを蹴るのは難しい。
そして何より素晴らしいのは、点差を1点に縮められた直後のキックオフでこうしたシュートを狙うことができる“賢さ”だ。
決勝戦ということもあり、このような場面では「いかにして守るか」や「いかにして失点しないか」をまず考えがちだが、相手の隙を突いてリードを広げようとするそのメンタリティや強かさはやはりラ・マシア教育の賜物なのだろうか。