ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは「リヨンからフランス代表MFコランタン・トリッソを獲得した」と公式発表した。
契約期間は2022年6月30日までの5年間。移籍金は非公表であるが、『Bild』では4000万ユーロ(およそ49.1億円)と伝えられている。
コランタン・トリッソは1994年生まれの22歳。リヨンの下部組織出身で、2013-14シーズンに右サイドバックとしてデビューを果たした選手だ。
その後サイドハーフをこなしたあとでボランチにコンバートされ、そこでジョルダン・フェリ、マクシム・ゴナロンとのハイレベルな中盤を構成した。
豊富な運動量を生かした激しい守備、正確なパスワークを兼ね備え、更に空中戦も得意とする万能選手であり、強みを一言で言い表しがたいタイプでもある。
彼は14日にミュンヘンを訪れてメディカルチェックを行い、契約書にサイン。正式にバイエルンの選手となった。
今夏は多くのクラブから関心を寄せられていたものの、最終的にはカルロ・アンチェロッティ監督からの要望で獲得に動いていたバイエルンを選んだとのことだ。
なお、バイエルンではチリ代表MFアルトゥロ・ビダルが中国に移籍するのではないかと言われており、あるいはそれに備えての補強なのかもしれない。