湘南ベルマーレに復帰した今シーズン、出色のパフォーマンスを見せているGK秋元陽太。
ここまでJ2で18試合に出場しており、全試合フルタイムでプレーしているのは湘南で秋元だけだ。チョウ・キジェ監督の信頼の高さが窺える。
そんな秋元は先週末に行われた徳島ヴォルティス戦でも素晴らしいセービングを見せた(03:10から)。
0-1と湘南がリードし迎えた77分、徳島は岩尾憲とのワンツーから渡大生が抜け出しチャンスを迎える。
2人のDFが前にいるのを見た渡は少し遠めから強引にシュートを狙うも、これを秋元が左手一本でセーブ!
渡のシュートはゴール右隅をしっかりと突いており、ボールにはスピードもあった。ゴールになっていてもおかしくないシーンだったが、コースを読んでいた秋元がこれを防いだのだった。
チームのピンチを救った秋元だが、見せ場は他にもあった(それぞれ01:21から、02:46から)。
いずれも至近距離からの強烈なシュートであったが、怯むことなく鬼のセーブ!『DAZN』が選出するJ2第18節のベストセーブ集にも、秋元のプレーは2つも選ばれていた。
なお、試合は0-1で湘南の勝利。
試合後、湘南のチョウ・キジェ監督「今日は本当に徳島さんのゲームだった」と話しており、秋元の活躍がなければ勝ち点3を持ち帰ることができなかったはずだ。