U-20ワールドカップの開催国だった韓国。その首都ソウルをFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が訪れ、韓国サッカー協会のスタッフらと会談を行った。

さらに、同氏は韓国のムン・ジェイン大統領のもとも訪問した。

『FIFA.com』によれば、大統領は韓国と北朝鮮、さらに近隣諸国とFIFAの大会を共催する可能性について、インファンティーノ会長に語ったという。そして、会長側はその提案を歓迎したそうだ。

『Hankyung』によれば、近隣諸国とは日本と中国だとされている。

また、『vop.co』によると、大統領は「南北朝鮮を含め、北東アジア隣国と2030年のワールドカップを開催することができれば、南北と北東アジアの平和作りに役立つだろう」として、韓国、北朝鮮、日本、中国の4カ国での共催の意思を伝えたという。さらに「韓国は日本とも共催した。個人的にはサッカーが最も平等で民主的スポーツだと思う」とも発言したそうだ。

これまでも韓国サッカー協会会長が同様の4か国共催を示唆したことがあったが、大統領まで発言したとなれば本腰を入れて取り組むことになるのかもしれない。

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