明日、日本代表とワールドカップ予選を戦うイラク。ISISの抗争などの影響を受け、2013年にFIFAから国際試合の主催を禁止を言い渡されていた。
先月にその処分が解除されると、実に4年ぶりにホームゲームを開催。「単なるスポーツを超えたもの」とNBCが伝えるなど、非常に大きな盛り上がりを見せた(なお、日本戦はイランでの開催)。
日本代表と戦うイラク、親善試合に6万人集結!その理由が泣ける https://t.co/025OMwbIfp
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年6月1日
そのイラクの青年・スポーツ省のアブドゥル・フサイン・アブターン大臣が、このほどアメリカ大使館の代表団と会談を行った。
そのことをFacebook上で報告した大臣。「イラクサッカーへの処分解除に寄与するものとして、サッカーアメリカ代表チームと全てのクラブにイラクを訪れて親善試合をプレーしてくれるよう公式な招待状を送ります」と述べたそうだ。
ただ、イラクでは先月から今月にかけてISISからの脱出を図ったモスルの住民が200人以上殺害されている。また、自爆テロが相次いでいるとも。
窮地のISISはなりふり構わず攻撃 モスル住民狙い231人殺害
――イラク政府軍の進撃は「逃げようとする住民を危険にさらす可能性を高めている」との指摘もhttps://t.co/Izh9ZzGsc0#モスル #イラク #ISIS #子供 pic.twitter.com/CJJjQtjh8G
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) 2017年6月9日
大臣の要請は、今すぐに…というものではないかもしれないが、もし実現すれば大きな話題になりそうだ。
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