『ANSA』など各メディアは、「FCポルトのポルトガル代表FWアンドレ・シウヴァが、ミランへの加入に合意した」と報じた。
アンドレ・ミゲウ・ヴァレンテ・ダ・シウヴァ、通称「アンドレ・シウヴァ」は1995年生まれの21歳。
2011年にFCポルトに加入し、Bチームで活躍を見せたあと今季レギュラーを獲得した若手ストライカーである。
チキーニョの加入後は右サイドのウイングとしてもプレーし、シーズン16ゴールを奪取。ポルトガル代表でもデビューし、同国で貴重な本格派の点取り屋として期待を集めている。
記事によれば、ミランは彼の獲得に向けて最終的に3800万ユーロ(およそ46.6億円)の移籍金を提示し、ポルトとアンドレ・シウヴァの合意を取り付けたとのこと。
代理人のジョルジュ・メンデスは既にミラノのオフィスを訪れており、マッシモ・ミラベリやマルコ・ファッソーネと会談をし、個人的な条件の細部の詰めを行ったという。
ポルトは6000万ユーロ(およそ74億円)の価格を設定していたものの、現状ではファイナンシャル・フェアプレー制度に引っかかる恐れがあり、誰かを売却しなければならない。
そのためアンドレ・シウヴァについては放出を決め、ミランのオファーを受け入れることを決めたとのことだ。
なおアンドレ・シウヴァは12日にもメディカルチェックを行う予定であり、ミラン加入決定は間近であるようだ。