2018年ワールドカップに向けたアジア3次予選の第8節が予定されているこの6月。

8日、アデレードでは他の試合に先駆けてオーストラリア対サウジアラビアの一戦が行われた。

日本と同じグループBに入っている両チーム。

日本が首位であるのに対しサウジアラビアは2位、オーストラリアは3位につけており、日本としても結果の気になる試合となった。

ワールドカップ出場権をかけた非常に重要な一戦であったのだが、そのファーストゴールは意外な形から生まれた(00:22から)。

0-0で迎えた7分、サウジアラビアGKヤシル・アル・ムサイラムがパントキックでボールを前に飛ばそうとするも、なんとピッチに足を取られ転倒…。ボールは低い弾道になり、前方にいたFWトミ・ユリッチがこれをカットしいとも簡単にゴールしたのだった。

結局サウジアラビアは直後に同点ゴールを奪うも、オーストラリア相手に2-3と競り負けた。

オーストラリアに勝ち点で並ばれたサウジアラビアではあるが、得失点差により順位は2位のまま。しかし、相手がオーストラリアであったことを考えるとドローでも御の字であったため、このミスが後々大きなことにならなければいいのだが…。

なお、日本は13日(火)にイラクとの試合を控えているが、その後のラスト2試合ではオーストラリアとサウジアラビアと対戦する。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介