『Daily Mail』は7日、「アーセナルの胸スポンサーを務めているエミレーツ航空は、サッカー界から離れる意向である」と報じた。
UAEのドバイに本拠地を置くエミレーツ航空は、長くサッカー界で大きな存在感を放ってきた。
『Fly Emirates』のロゴは多くのクラブのユニフォームに付けられ、この数年で知名度を大きく高めている。
しかし現在エミレーツ航空はサッカー界自体に幻滅し始めており、今後投資を徐々に絞っていく方針であるとのこと。アーセナルとの契約は2019年夏まで残っているものの、更新する可能性は少ないという。
また、今季務めたFAカップのタイトルスポンサーも降りることを決めており、あらゆる投資を抑えていく形になるようだ。
なお、アーセナルの本拠地であるエミレーツ・スタジアムのネーミングライツ(命名権)の契約は2028年まで残っており、エミレーツ航空はこれについては満了まで継続していく方針である。
現在アーセナルは、FAと連携しながら新しいパートナーを探しており、FA側はそれを助けるために有名エージェントのピッチ・インターナショナルと契約したとのことだ。
アーセナルは新しいシャツスポンサーから年間3000万ポンド(およそ42.2億円)以上の収入を得たいと考えているという。それに成功すれば、むしろスポンサーフィーは大きく増加することになる。