名波浩監督の下、新加入のジュビロ磐田で変わらぬ輝きを見せている中村俊輔。

しかし、5月23日に行われたトレーニングで左足を負傷し、3週間程度の離脱を強いられていた。

この間2試合の公式戦を欠場した中村であったが、先週末に行われたJ1第14節のガンバ大阪戦で実戦復帰。

先発出場を果たすと、およそ10日ぶりとなる試合でいきなり魅せた(再生箇所は00:23から)。

0-0で迎えた28分、磐田はゴールまで27mの距離でフリーキックを獲得。すると中村がここから直接狙い、ボールはクロスバーを強襲!ゴールまでやや距離はあったもののシュートは強烈で、名手である東口順昭も反応するのがやっとだった。

一般的に27m距離からフリーキックで直接狙うのは困難だが、中村にとっては十分射程圏内である。

以前、インタビューの中で直接狙うことができる距離について「相手の壁がカマボコ(ペナルティアーク)近辺だったら狙う」とも話しており、この場面ではボールにしっかりと体重を乗せながら精度の高いキックを蹴ってみせた。ゴールにはならなかったものの、復帰戦でいきなりファンを沸かせるあたりは流石だ。

なお中村は東口を得意としており、過去2シーズンではともに直接フリーキックからゴールを奪っている。

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