4、ボヌッチvsロナウド
クリスティアーノ・ロナウドがいまだにマドリーの攻撃陣において最大の脅威であることは周知の事実だ。
左ウィングから中央でのより自由な役割に変わったことで、彼はさらに完成されたアタッカーになった。全く新しい方法でチームに影響を与えている。
かつてほどのスピードはないが、より利他的なランナー&パサーになった。そして、それはチーム全体の利益にもなっている。
ロナウドの動きはユーヴェ守備陣が注視することになるだろう。特にレオナルド・ボヌッチとジョルジョ・キエッリーニの2人は、その脅威に対処するタスクを負うことになる。ロナウドから危険性を取り除くためには、最高の試合をやらなくてはならないはずだ。
5、マルセロvsダニ・アウヴェス
サイドでのブラジル人同士の攻防は、最も興味をそそるものになるかもしれない。
マルセロは世界で最もスキルフルなDFと言えるだろうし、マドリーにおけるロベカル2世となった。そのタスクは左サイド全域を制圧することで、ユーヴェの右サイドにおけるアウヴェスの役割も同じだ。
今季のCLにおいてアウヴェスは爆発しており、古巣バルセロナとの2試合では驚異的なパフォーマンスを披露。彼はかつての宿敵であるマドリー相手に再び燃え上がるはずだ。
そして、マルセロとアウヴェスは互いを誰よりも分かっている。また、彼らは両チームで最も重要なクリエイティビティを備えており、攻守においてどうバランスをとるかが違いを生み出すことになりうる。