ベネズエラに敗れ、U-20ワールドカップでの冒険が終わった日本代表。

アジア王者として臨んだ10年ぶりの大会は、ベスト16という成績での敗退となった。

このチームは2020年に行われる東京五輪をターゲットエイジとする世代であり、注目度も高かった。

大会の開幕から一週間ちょっとで敗退が決定したことは寂しいが、今年は日本にとってもう一つ大きな世界大会が残されている。それが、U-17ワールドカップである。

2年に一度開催されている同大会は、文字通りU-17世代の世界一を決めるコンペティション。今年は10月にインドで行われ、昨年のAFC U-16選手権でベスト4に入った日本も出場を決めている。

U-20ワールドカップに出場した日本代表は、ガンバ大阪に所属する選手がチームの柱だった。

堂安律や初瀬亮、市丸瑞希らはジュニアユース時代の2012年にU-15世代における「全国三冠」を成し遂げた世代であり、今大会では追加招集となった高木彰人と合わせて4人が登録メンバーに。ベネズエラ戦では息の合ったコンビネーションを披露した。

その一方、U-17日本代表の中心選手となっているのはG大阪のライバルであるセレッソ大阪の選手たちだ。AFC U-16選手権の登録メンバーを見てみよう。