『L'Espresso』など各メディアは28日、「ポール・ポグバの取引に関して、FIFAがユヴェントスに罰金を科す」と報じた。

昨年夏にユヴェントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したポール・ポグバ。

その移籍金は世界最高額の8900万ポンド(およそ125.2億円)、あるいは1億500万ユーロ(およそ129.8億円)となると言われている。

この取引に関して先日『Football Leaks』が報じたのは、ミーノ・ライオラ代理人に対する巨額の支払いだった。

ユヴェントスから2700万ユーロ(およそ33.4億円)、マンチェスター・ユナイテッドから1940万ユーロ(およそ24億円)、選手から手数料として260万ユーロ(およそ3.2億円)が支払われたと言われる。

これは総合すれば4900万ユーロ(およそ60.6億円)となり、非常に大きい額となる。これはライオラが両チームのコンサルタントを務めていることからの報酬であるという。

問題になっているのは、この巨額の報酬は「第三者が保有権を使ってビジネスをした」形になるのではないかという点であるようだ。これはFIFAが禁止している行為である。なお、サッカーにおいては代理人手数料として取引額の10%以下しか支払うことができない。

記事によれば現在FIFAはこれについての調査を完了しており、ユヴェントス側に6万ユーロ(およそ742万円)の罰金を科す可能性があるとのこと。

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