今年も多くのアンダー世代の世界大会が行われる。来月にはポーランドでUEFA U-21欧州選手権が開催される予定だ(1994年1月1日生まれ以降の選手が参戦)。

そんななか、開催国のポーランドサッカー協会はある発表を行った。

FWアレク・ミリクとMFピオトル・ジエリニスキについて、所属クラブのナポリから貸し出しを拒絶されたとのこと。

両者はともに1994年生まれの23歳で、クラブレベルでも実績のある選手だ。ナポリ側の声明は以下のようなものだった。

ナポリ

「我々は今季50試合以上を戦った。 来季が始まる2017年6月30日には、全ての選手が準備のために集まることになっている。

UEFA U-21欧州選手権はFIFAカレンダーに含まれておらず、クラブに選手を貸し出す義務はない。

我々は7月下旬にクラブに帰ってくる選手を持つことはできない」

このニュースは地元ポーランドにショックを与えているようだ。『TVP Sport』では、「ナポリの2人はU-21代表のキープレーヤーになるはずだった。大会の道筋はガタガタになったように見える」などと伝えている。

2人は大会への出場を希望していたという情報もあるが、ナポリの言い分も真っ当なものではある…。

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