『SportItalia』は24日、「ジェンナーロ・ガットゥーゾは、来季からミランのプリマヴェーラでスタッフとなる可能性が高い」と報じた。
記者によれば、新たにミランのオーナーとなったリー・ヨンホン氏らはガットゥーゾにスタッフ入りを求めているという。
1999年から2012年までミランに所属していたガットゥーゾは、現役を引退後指導者となり、シオン(スイス)やOFIクレタ(ギリシャ)、パレルモなどを率いてきた。
今季はセリエBのピサで指揮を執り、リーグ屈指の堅い守備を見せたものの、攻撃陣が不調で降格を余儀なくされた。その後チームを離れており、現在はフリーエージェントとなっている。
そして、彼は『Mediaset』に対して以下のように話し、ミランへの加入に近づいていることを明かした。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ
「とても嬉しい。最初に頼まれた時から考えていたよ。マッシモ・ミラベリとマルコ・ファッソーネとは話した。
シニアからユースへ行くことは後退ではないんだ。正しい選択だと思っている。偉大な存在に戻ろうとしている素晴らしいクラブに行くんだ。その発展を助けたい。
家族は大事であるが、ここでプリマヴェーラのコーチとして復帰できるという提案はとても好ましいものだった。興奮したよ。
ピサでの2年間で、オレは若い選手を成長させてきた。その経験を伝えていきたい。
もちろん、チームは強化され、新しい選手も買われてくる。若い選手も来るだろうね。それはモンテッラ監督に任されている。
オレは自分の役割について考えるよ。ミランは大きな復活を遂げ、重要な何かを成し遂げたいと思っている。
プリマヴェーラのコーチとして、トップチームと同じアイデアでプレーしなければならない。アイデンティティを確立しなければならない。緊密な連携をしていくだろう。
モンテッラのアドバイスも聞きたいね。彼は素晴らしいコーチだよ。
このところの3年間、オレは複雑な時を過ごしてきた。知識を深め、より成熟してきたよ。心構えが完全に変わったね。
仕事を始められる日が待ちきれないよ。多くの野望がある。ただ、現在だけに目を向ける必要があるけどね」