イングランド・プレミアリーグのリヴァプールは、「GKアレクサンダー・マニンガーが現役を引退することが決まった」と発表した。

昨年38歳でリヴァプールと契約した元オーストリア代表GKマニンガー。ミニョレとカリウスに次ぐサードキーパーとしてチームを支えてきた。

そして今夏リヴァプールとの1年の契約を終えると共に、現役を離れることを決断したという。

来月40歳になる彼は引退に際して以下のように話し、アマチュア時代にやっていた建具職人の道に戻るかもしれないと語った。

アレクサンダー・マニンガー

(20年以上プレーしてきたが、ついに引退を決めたね?)

「そうだね。それは本当だ。最初は発表するつもりはなかったんだけどね。だけどコーチや、僕を求めてくれたクラブなどのことを考えたんだ。リヴァプールを通して引退を発表することは、素晴らしい振る舞いになると思った。

二ヶ月前にそれを考えていた。夏に次のオファーを待つかどうかね。まずは自分の体に聞いたよ。そうしたら『もう十分さ』と言っていた。

体が言うことを聞かなくなるまでやりたくはなかった。いい気分だよ。夢にも思わなかったような高いレベルで終わることができたからね。

ピークの時にビッグクラブでプレーできれば素晴らしいことだけど、それはそれ。このようなスタッフやコーチ、仲間との経験を得られたのはすごいことだよ。

キャリアの中で最も素晴らしい経験をすることができた。だけど、別れの時間がやってきたのさ」

【次ページ】「リヴァプールに来られたことはご褒美」