FC東京でしっかりとレギュラーポジションを掴み、3月には日本代表にも復帰したMF高萩洋次郎。
ここまでのJ1では無得点が続いているが、9試合に出場している。
そんな高萩は先週末に行われたヴィッセル神戸戦にも先発。得点には繋がらなかったものの、高萩らしい天才的なスルーパスを披露してみせた(02:37から)。
0-1とリードし迎えた62分、場面はFC東京が前掛かりになって攻めているというシーン。
ボールを拾った田邉草民はチェックに来るニウトンもかわしバックパスをすると、高萩がこれをダイレクトでスルーパス!全盛期の中田英寿を彷彿とさせる鋭いパスであり、前線を走る東慶悟の動きを見逃さなかった。
いかにも高萩らしいプレービジョンであり、思わず唸ってしまうような圧巻のスルーパスであった。あれだけ距離のある所から、神戸選手たちの細かいスペースの間を抜くとは…。パスのスピードも、これ以上遅かったらきっと通っていなかっただろう。
なお、試合は1-1で終了。FC東京は今週末、ホームでヴァンフォーレ甲府と対戦する。