Jリーグ王者としてAFCチャンピオンズリーグに出場している鹿島アントラーズ。
すでにグループステージ突破を決めていたが、10日に行われたムアントン・ユナイテッド戦に勝利したことで、グループEを首位で通過することが決定した。
【5/10 ムアントン戦】試合終了!2-1で勝利し、グループステージ首位突破しました。皆さん、今日もともに戦ってくださって、本当にありがとうございます!#antlers #kashima
試合速報は:https://t.co/ADnHiAG5gu pic.twitter.com/eYNdfbg4wN
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2017年5月10日
そんなこの試合で2ゴールをあげる活躍を見せたのが、FW鈴木優磨。
いずれの得点も鈴木らしいポジショニングの良さや決定力の高さを感じさせるゴールであったが、先制点を演出した遠藤康のパスも見事であった(00:40から)。
0-0で迎えた19分、右サイドでボールを持った遠藤康。
するとムアントンDFの“門”を見つけ、鈴木優磨へスルーパスを送る!
鈴木のポジションを考えると、この場面では右足でインスイングのパスを送るのがセオリーだろう。
しかし、遠藤はアウトサイドキックで回転をかけ、鈴木のもとにボールを繋いでみせた。左足でのキックに拘る遠藤らしいプレーであり、振りの小ささに相手選手は対応することができなかった。
試合後、遠藤は「もっともっと個人としてもチームとしても強くなりたいなと思います」と話し、首位通過を決めながらも「ウチらの目標はACL優勝なので、そこまでいかないと自分も評価されないと思いますし、タイトルを獲ってなんぼのチームなので」と先を見据えたコメントを残した。