20日に開幕したU-20ワールドカップ。

準備試合としてホンジュラスと戦った際にはかなり苦戦した日本代表であるが、初陣となった南アフリカ戦はなんとか勝利を収めることに成功した。

そして、逆にホンジュラスのほうは22日の試合で0-3と大敗するスタートになった。その相手が、「絶対的優勝候補」と目されるフランスU-20代表である。

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Qolyでは「U-20W杯、注目すべき「海外ヤングスター」候補はこの10人だ!【後編】」という記事の中でも紹介したが、フランスの今回のメンバーは本当にスゴイ!

その理由は、トップチームでちゃんとプレーしている選手が非常に多いことだ。

第一戦のスタメンを見てみよう。

GKラフォン:トゥールーズで36試合出場

右SBミシュラン:トゥールーズで8試合出場

CBディオップ:トゥールーズで30試合出場

CBオングエネ:昨季ソショー(2部)で32試合出場、今季はシュトゥットガルトへ移籍

左SBボスカーリ:ニースで今季1試合出場だが、昨季は11試合出場

MFトゥザール:リヨンで22試合出場

MFフクス:ソショー(2部)で27試合出場

MFハーリット:ナントで30試合出場

FWブラス:ギャンガンで24試合出場

FWテュラム:ソショー(2部)で21試合出場

FWオーギュスタン:PSGで10試合出場

また、サブにもちゃんとレギュラーとしてプレーしている選手が目白押しであり、19〜20歳のカテゴリでは珍しいほど。オーギュスタンはPSGにいるから出られていないだけで、他のクラブに行けば十分にエースになれる存在だ。

MFエンクンクはあのPSGでもサブとして信頼を得ており、FWテリエもリールで11試合に出場してきた。またバスティアの残留争いを優先して合流を遅らせていたアラン・サン=マクシマンは、もはやリーグアン屈指のドリブラーと言える存在。ナンシーで後半戦レギュラーを掴んだクリステマニュエル・マウアサも見逃せないタレントである。

ホンジュラス戦ではあまり組織としては良くなかったのだが、それでも個人の能力で押し込んでちゃんとゴールを決め、後半は冷静に受け流しながらの展開。

まさに経験豊かなチームと言った感じであり、試合を重ねて組織がよくなった時にはどうなってしまうのか?

前評判通りにレベルの高さを見せつけたフランスの戦いにも注目して欲しい!

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