レアル・マドリーでプレーするフランス代表DFラファエル・ヴァラン。長身ながら抜群のスピード、さらには確かな足元まで兼ね備えたCBだ。
彼はまだ無名だったランス時代に、ジネディーヌ・ジダンから誘われてレアル・マドリー入りした経緯がある。その当時の秘話をこう明かしている。
ラファエル・ヴァラン(レアル・マドリーDF)
「自分は宿舎(高校)にいて、ジズーが電話をくれた。
でも相手が誰だかよく分からずに電話に出たんだ。
彼はジョークではなく、本人だと伝えてきた。
僕は『誰?』って言っちゃったよ。それから声の主が分かった。
気まずかったし、とても驚いたよ。なので、今は忙しいからまた後でかけ直してくれませんかとお願いした。
多くのことを想像するけど、レアル・マドリーはありえなかった。
自分にとっては大きすぎるので、考えたことすらなかったんだ。
結局、ここに来ることに決めたよ」
まだ10代の無名選手がいきなりジダンから電話を貰ったらそりゃ驚くだろう…。