佳境を迎えている2016-17シーズンのプレミアリーグ。
ここでは『Squawka』による「今季のプレミア、ワーストイレブン」を見てみよう。
GK:クラウディオ・ブラボ(マンチェスター・シティ)
彼以上に移籍金が掛かったプレミアリーグのGKはダビド・デ・ヘアしかいない。だが、今季バルセロナからやってきたチリ代表守護神は、最初から最後まで危なっかしいように見えた。
クロスへの対応では絶望的なほどにバタつき、シュートも簡単に許した。後半戦にはウィリー・カバジェロにボジションを奪われる始末。
そして、マンチェスター・ダービーで自ら負傷し、ブラボの陰鬱なイングランドでの初挑戦は、悲喜劇的な結末を迎えた。シティのユニフォームを着た彼には2度とお目にかからないかもしれない。
RB:エクトル・ベジェリン(アーセナル)
昨季はアーセナルの選手として、唯一「PFA Team of the Year」に選ばれたベジェリン。それはシーズンを通じて印象的だった彼に対する真っ当な評価だった。
だが、今季は対照的なものに。すさまじい成長を見せていた彼にとって初めての停滞となってしまった。1月のボーンマス戦で無名ウィンガーのライアン・フレイザーにやられたシーンを忘れられるだろうか?
怪我もあったが、3-4-2-1システムに移行後はアレックス・オックスレイド=チェンバレンにポジションを奪われてしまった。