『BBC』は8日、「ペスカーラの元ガーナ代表MFサリー・ムンタリが、人種差別問題について話した」と報じた。
先日行われたカリアリ戦の終了間際、観客席からの人種差別的なヤジに抗議して自らピッチを離れたムンタリ。
その後協会からは1試合の出場停止処分が言い渡されていたが、その後各方面からの抗議によって撤回されている。
ムンタリ、ブチ切れて勝手に試合から去る!その理由は「人種差別」 https://t.co/mdKQrxTwns
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年4月30日
イタリアでは先週末のトリノダービーでもメフディ・ベナティアに対して人種差別的なヤジが飛び、大きな問題となっている。
彼は『BBC』のインタビューに対して以下のように話し、他の選手にも同じように抗議をして欲しいと訴えた。
サリー・ムンタリ
「僕は地獄を経験した。まるで罪を犯した者のように扱われた。
ピッチから離れた理由は、僕が受けた人種差別が正しいものではないと感じたからだよ。
もし今日、明日、あるいは次の試合でまた同じ問題が起こっても、僕はまたピッチから出て行くよ。そして、他の人にもそれを勧めたい」