『Newyork Times』は4日、「ポルトガルのアマチュアリーグに、誰もプレーしたくないチームがある」と報じた。
そのチームはカネラス2010。昨年10月後半から勝利をずっと続けており、地域リーグ(4部)からの昇格に近づいている。
連勝は10に至り、その全てが3-0。18節に敗れたが、その後また3-0で6連勝。なぜか?(対戦表はForadejogoより)
それは、10月23日のパドロエンセ戦に0-0と引き分けた後、彼らは10試合プレーしていなかったからだ。対戦するチームが「やりたくない」と棄権していたのである。
理由は「彼らがあまりにも暴力的で、審判にも威圧的であるから」だという。
10月に他のチームが一同に介して会議を開き、カネラス2010との試合のボイコットを決断。協会側は1試合につき750ユーロ(およそ9万円)の罰金を言い渡し、全てをカネラス2010の勝利にすると通告したが、撤回されることはなかった。
他のチームはYoutubeにおいて記録されているカネラス2010の暴力行為を証拠として提示した他、「カネラスの選手は、家族に危害を加えると示唆して選手や審判を脅していた」という証言があると主張する。
阪神の矢野コーチだけじゃない!審判を膝蹴りでKOした選手がいた https://t.co/q6kWD5yokU
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年4月6日
先日には審判を膝蹴りしたマルコ・ゴンサウヴェス選手が退場となっており、4年間の出場停止と5000ユーロ(およそ61万円)の罰金が言い渡された他、暴行罪で逮捕される可能性も示唆されている。