アントニオ・カッサーノ
「1月?僕はズデネク・ゼーマンのペスカーラ、パレルモ、クロトーネ、ヴィルトゥス・エンテッラと交渉していたし、ヴェローナとも対話していた。
ペスカーラの会長マウリツィオ・セッティ氏は僕を好んでくれていたし、完璧なクラブだった。ただ、僕は身体的な準備ができていると感じなかった。
僕は失敗する危険を冒すことは出来なかった。しかし、それは今後の2ヶ月で全てが変わっていくよ。
中国からオファーを受けていた。UAEからも、そしてアメリカからもね。しかし、興味はなかった。お金は必要じゃない。イタリアでプレーしたいんだ。
ウディネーゼ、ボローニャ、サッスオーロから関心を受けていた。ヴェローナでセリエAをプレーすることも素晴らしい。素晴らしいファンがいるし、2万5000人もスタジアムにやってくるからね。
ヴィルトゥス・エンテッラで歴史を作るためにセリエBに行くことも良いね。ただ、彼らは今季もう昇格するだろうと思うよ。
また、セリエBに昇格したいパルマに戻るのも素晴らしいことだね。美しい町だよ。
パルマからの退団について?彼らが給与を支払えないと気づいていたからね。その時2つの選択肢があった。誰かを責めるか、あるいはチームを去るか。
契約を終わらせることを優先し、多くのお金を諦めた。パルマでは素晴らしいコーチに恵まれた。ロベルト・ドナドーニというね。
僕は彼を傷つけた。何度も謝罪した。僕は彼と共にまた働きたい」
無所属カッサーノが語る…何があったのか、今後どうするのか?
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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