昨日サンティアゴ・ベルナベウで行われたエル・クラシコは、リオネル・メッシの独壇場となった。

巧みなドリブルで相手DFセルヒオ・ラモスを退場に追い込んだほか、圧巻の2ゴール。特に後半アディショナルタイムに決めた決勝ゴールはあまりにも劇的だった。メッシはこれでバルサでの通算得点数を500に乗せるとともに、リーガでのクラシコにおける得点数でも歴代単独トップに躍り出た。

まさに歴史的だったメッシの決勝点。その瞬間にバルサ公式は、こんなツイートをしていた。

「GOL!」という文字の後に、天を指差すメッシ。ただ、今の彼は金髪ではないはず…。

これはサッカーゲーム『ウイニングイレブン』の海外版である『PES2017』の映像だ。バルサにとってKONAMIはプレミアムパートナーであり、以前にもゲーム上での再現性の評価が高いカンプ・ノウの映像をリツイートしたことがある

バルサとメッシにとって歴史的な瞬間に、ウイイレの映像が使われるのは日本人としてはちょっと嬉しいような…。

とにかく凄かったこの日のメッシ。指揮官や仲間たち、そして敵のマドリー選手も絶賛していたので、その言葉も紹介しておこう。

ルイス・エンリケ(バルセロナ監督)

「メッシはいつだってピッチ中央で、(相手の)アンバランスさを作り出してくれる。

(サイド以上に)中央では難しいかもしれないね、選手が密集しているから。

彼は92分に500点目を決めた。それが勝利をもたらしたという事実は、バルサにとって美しいマイルストーンになるだろうね」
アンドレス・イニエスタ(バルセロナMF)

「レオの凄いところは、驚かせることを止めないことさ。もうずっと彼は違いを生み出し続けているよ」
イヴァン・ラキティッチ(バルセロナMF)

「レオ・メッシに驚かないチーム、選手、ファンはいないよ。彼はフットボールの歴史だ」
ジェラール・ピケ(バルセロナDF)

「レオの500ゴールはスペシャルな瞬間にならなければいけなかった。彼がやったようにね。

まだまだ引退しないでくれることを願うよ」
ジョルディ・アルバ(バルセロナDF)

「彼はいつも得点してくれる。それによって他の選手にはよりアシストがつく。凄いゴールだったね」
マーク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナGK)

「メッシが重要だった。いつものように違いを生み出したね。彼について言えることはあまりないよ。スペシャルな選手さ」
ダニエル・カルバハル(レアル・マドリーDF)

「メッシはいい試合をしたよ」

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