『FourFourTwo』は21日、「フランスプロリーグ機構(LFP)は、リーグ・アン残留プレーオフにおいてVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入すると発表した」と報じた。

昨年日本で行われたクラブワールドカップで初めてオンラインでの試験導入が行われ、大きな話題になったVAR。

まだ判定の際に時間がかかるという問題が横たわってはいるものの、オーストラリアなどで既に実証実験も行われており、本格的な使用に向けての準備が進んでいる。

そして今回、LFPは国際サッカー連盟(FIFA)に対して「残留プレーオフでVARを使用したい」という要求を行い、それが認可されたとのことだ。

なお、来季はイングランドでもFAカップでVARが使用される予定となっており、徐々にテストの規模も拡大されている。

LFPのエグゼクティブディレクターを務めるディディエ・キヨ氏は以下のように話し、VARのテストに参加できることを喜んだという。

ディディエ・キヨ

「リーグアンの試合でビデオ副審を導入できることは、フランスサッカーにとって良い第一印象を与えるものになるだろう。

この革新は、レフェリングを向上させたいという審判技術委員会との仕事の一部である。

VARがテスト段階にある際、我々はその実証試験を行えることに満足している。特に、このように大きく心配される試合である場合にはね」

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