『The SUN』は21日、「収監されている元サッカー選手のアダム・ジョンソン氏による暴言が隠し撮りされた」と報じた。

昨年、15歳の少女に性的交渉を強要したことで有罪となり、6年間の懲役刑を言い渡されたアダム・ジョンソン氏。

その後ムーアランド刑務所のカテゴリーCに収監されることになったのだが、今回囚人仲間による彼の隠し撮りビデオが流出した。

これは洗濯室での会話が記録されている映像。ジョンソンはそれらの行為を否定した他、少女について「“彼”の胸なんか見てないよ」と侮辱しているという。

他にも、「サッカー選手でなければ刑務所入りはなかった」「12歳を性的暴行した男より刑期が長い」などの発言があったとのこと。

ジョンソンはよりオープンな刑務所への移送が検討されていたものの、このビデオの流出によってその機会を手放すことになるだろうと予想されている。

また、それぞれの人権団体がこれに対して批判するコメントを発表している。

『Enough Abuse』は「残念ながら、このような傲慢さは性的暴行犯の典型的な態度であり、刑務所での時間が全く効果を表していないことを示している」と、再犯率の高さを踏まえて制度に対する指摘も行っている。

一方刑務所側も、禁止されている携帯電話がなぜ使われているのかという点を含めて調査が進めているとのこと。

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