今シーズン限りで現役を引退する元スペイン代表MFシャビ・アロンソ。
『El Pais』でのインタビューでリヴァプール時代の話を明かしている。それによれば、当時のラファ・ベニテス監督と仲違いすることになった理由は、妻の出産をめぐるものだったそうだ。
敵地でのUEFAチャンピオンズリーグ対インテル戦が控えていた際、妻ナゴーレさんに出産が迫っていた。そのため、子供が誕生するまでは遠征から外してくれと申し出たものの、ベニテスから断られてしまったという。
シャビ・アロンソ
「こういう状況なのでチームとともに遠征には行けないとラファに伝えた。
全てが解決した後にミラノへと飛ぶ、直行便に飛び乗りチームに合流することもできたはずだった。
だが、彼はそれを受け入れてくれなかったんだ。
僕は決断しなければいけなかった。そして、家族とともにいることを選んだ。
それを後悔したことは一度もないよ」
指揮官からの許可は下りないままに、遠征に帯同しないことを選択したという。これがきっかけにその関係はぎくしゃくするものになったしまったようだ。
リヴァプールとインテルとの対決というのは、2007-08シーズンのラウンド16のことだろうか。実際、アンフィールドでの対戦ではベンチ入りしていたアロンソは、サン・シーロでの一戦ではメンバー外だった。そして、その翌年2009年にリヴァプールを退団している。