グループステージを折り返し、今週は各地で第4節が行われているAFCチャンピオンズリーグ(ACL)。

3連続引き分けでグループG3位の川崎フロンターレは12日、同組首位の広州恒大(中国)と対戦し0-0で引き分けた。

中村憲剛を温存した川崎は前半、先月のW杯南米予選でハットトリックを達成した現役セレソンのパウリーニョらを抱える恒大のカウンター攻撃に苦しめられる。

しかし、この前半を0-0で折り返すと、後半から満を持して中村を投入。これで主導権を取り返し、大会初勝利に向けて相手のゴールへ迫る。

後半は一貫して川崎が優勢に進めたが、首位の恒大はアウェイの地であまりリスクを冒さなかったことからゴールを奪うまでにはいたらなかった。

川崎はこれで4試合連続の引き分け。他会場の試合で水原三星(韓国)が東方足球隊(香港)に5-0で快勝したため、水原が勝点8で首位に浮上し、恒大が同6で2位、同4の川崎が3位と続いている。

川崎の次節は4月25日、首位の水原と敵地で対戦する予定だ。

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