ありえない展開での逆転劇が話題になっている。
メキシコ1部、チバス・グアダラハラ対プエブラ戦の後半アディショナルタイム…。
プエブラGKクリスティアン・カンペストリーニが大きく蹴ろうとボールを置いた次の瞬間…後ろにいた相手FWカルロス・フィエロがそれをかっさらってゴール!
36歳のカンペストリーニはディエゴ・マラドーナ時代のアルゼンチン代表でプレーした経験もある守護神なのだが…。
プエブラは前半のうちに2点をリードするも、後半に入るとオウンゴールなどで同点に追いつかれる嫌な展開。そして、最後の最後に待っていたのが、この痛恨の失点だった。
結局これが決勝点となり、プエブラは大逆転負け。両チームに退場者が出るなど盛り沢山の一戦は、まさかの決着となった。
試合後、カンペストリーニは「悲しい。(後ろを)見ていなかった。誰だってミスはしたくない」とコメント。プエブラのホセ・カルドーソ監督は「今日我々に起きたことは残念」としつつ、「フットボールにはミスが付き物。我々は信じて取り組み続けなければならない」とも述べていた。