FIFAは、2018年ワールドカップの公式スポンサーに中国の大手電機メーカー「ハイセンス(海信)」を迎えると発表した。

FIFAに協賛する電機メーカーと言えば、かつては日本のSONYが代表であった。

同社は2007年から2014年までFIFAの公式パートナーを務めていたが、その契約は2014年に失効。FIFAのスポンサー選びが中国方面にシフトしていく中で、今回ハイセンスとの契約が締結された。

アメリカ『NBC』によれば契約期間は15ヵ月で、2018年ワールドカップだけでなく今年6月に開催されるコンフェデレーションズカップでも大会の公式テレビスポンサーを務めるという。

ハイセンスは近年スポーツの分野に積極的に投資しており、昨年行われたEURO2016でもグローバルスポンサー契約を結び、同社が命名権を獲得したオーストラリアの「ハイセンス・アリーナ」は全豪オープンテニスの会場の一つでもある。

同社はFIFAの公式リリースの中で、「我々はこれまでで最大のチャレンジに着手できることを光栄に感じている。そして、この大会が真の国際ブランドとしての我々の世界的な認知と経済的な価値を大幅に上昇させると信じている」とコメントしている。

FIFAは中国の不動産会社「大連万達(ワンダ)グループ」と2030年まで公式スポンサー契約を結んでおり、2015年からはクラブワールドカップのタイトルスポンサーに情報技術メーカー「阿里巴巴(アリババ)グループ」が就いている。

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