ジョセフ・サーポング(元エブスア・ドワーフス監督)
「監督たちが結果を必要としていることは分かっている。しかし、これはサッカー選手としてのキャリアを短く切り詰めてしまうものなのだ。そのような悪い行為をやめさせるため、選手と話さなければならない。
自分はガーナでの経験が豊かな監督であるが、サッカー協会がドーピングコントロールのシステムについて話しているのを見たことがない。そのようなものが、ガーナのサッカーには存在しないのだ。
テストするための血液サンプルもない。尿サンプルもない。これは選手の開発という点で良いことではないよ。
選手はマリファナなどのドラッグに溺れ、誰もそれをチェックしない。没頭し、それからすぐに能力を落としていく。
サッカー協会はこれらの行為に注意を払わなければならない。世界の他の国で行われている薬物検査を、我々の地域のサッカーにも導入しなければいけないよ。
プロサッカー選手は突然のテストを受けることを要求されるものだ。そして、それを拒否した場合は大きな処分を受けることになる。
我々は選手たちから最高のパフォーマンスを引き出せない。なぜなら、食べ物にも飲み物にも気を使っていないからだ。ガーナのクラブにどれくらい栄養士がいるというのか?
選手たちは試合開始前の数分前に唐辛子を食べることもできてしまう。それは健康に有害だ」
「薬物と食べ物」が原因?ガーナの選手が早熟な理由とは…
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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