今週末から再開されるJ1。

その翌週に予定されている第6節のジュビロ磐田戦に向け、横浜F・マリノスがこんなトレイラー映像を公開した。

4月1日でクラブ創設25周年を迎える横浜FM。日産自動車サッカー部を前身とし誕生した横浜マリノスは1999年に横浜フリューゲルスを吸収合併し、今日までJリーグを引っ張ってきた。

横浜FMはこの日の試合戦を「25周年記念試合」と位置付け、様々なイベント企画で「これまでの25年間への感謝と、これまでの25年間を超える決意」を表すという。

趣旨自体は非常に分かりやすいのだが、注目すべきは映像の構成だ。今季から新しく背番号「10」を受け継いだ齋藤学を全面に起用し、 #超えていく というキャッチフレーズを使用しているのだ。

この日の対戦相手はジュビロ磐田で、昨シーズンまで横浜FMで10番を背負った中村俊輔が在籍する。

新たなエースである齋藤に対して、「中村を超えていけ」というメッセージがあるように思えてならない。あるいは、現在のチームに対して“俊輔時代”を超える結果を残すよう訴えかけているようにも聞こえる。もちろん、かつて覇権を争った磐田を意識してのメッセージでもあるだろう。

磐田への移籍後、中村が横浜FMと対戦するのはこれが初めてのこと。日産スタジアムへの初凱旋ということもあり、このような挑戦的なトレイラーを用意したのかもしれない。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介