『Il Mattino』は25日、「ナポリは、アルジェリア代表DFファウジ・グラムの後釜を準備している」と報じた。
今夏の去就が注目されている選手の一人、26歳のファウジ・グラム。
サンテティエンヌとナポリでプレーしてきたフランス生まれの左サイドバックは、アーセナルやマンチェスター・シティ、チェルシーなどサイドバックの補強を狙うクラブのターゲットになっている。
彼はナポリとの契約を2018年まで残しているものの、更新を拒否していることから、今夏の移籍はほぼ確実と言われている。
そしてナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は彼を売却した際に備え、すでに後釜の候補をリストアップしているという。
最も優先度が高いと考えられているのは、アタランタに所属しているアンドレア・コンティ。
今季27試合に出場し4得点4アシストを記録した彼は、攻撃面でグラムの穴を埋められる存在であると考えられている。
また、その代替案として検討されているのがベンフィカに所属している若き左SBアレックス・グリマルドであるという。
Qolyでも『「悪魔的な左足」を持った10人のレフティーモンスター』という記事で取り上げたバルセロナ出身のヤングスターで、攻撃的なプレーを得意とする。
彼についてはベンフィカが6000万ユーロ(およそ71.5億円)の契約解除条項を設定しているが、負傷で昨年11月から全く出場出来ていない状態にある。
なお、彼についてはユヴェントスも2000万ユーロ(およそ23.8億円)で獲得したいと考えているという噂も。