23日、アジアの各地でワールドカップ最終予選の各試合が行われている。
日本と同じグループではイラク対オーストラリア、そしてタイ対サウジアラビアが開催された。
中立地のイランで行われたイラク対オーストラリアは、前半のうちにスコアが動いた。オーストラリアがマシュー・レッキーのゴールで先制した。
しかし、最初はサイドバックを4枚入れていたイラクが後半にメンバーを入れ替え、攻撃の枚数を増やして運動量の落ちたオーストラリアに反撃を加えていく。そして75分、左サイドを突破したアリ・アドナンのクロスからアハマド・ヤシーンがシュートを放ち、角度のないところから押し込んだ。
これでスコアは1-1のタイに。イラクはこの後も圧倒的に攻勢をかけるも決定機を生かせず、勝点1を分け合うことになった。なんとか打開しようと3バックを導入したオーストラリアであったが機能しきらず、これでなんと4試合連続のドローである。
FULL TIME | @IRAQFA 1-1 @Socceroos | A strong second 45 has led Iraq to a come-back draw against Australia. #RoadToRussia #WCQ2018 #IRQvAUS pic.twitter.com/NdsV5oXpAH
— The-AFC.com (@theafcdotcom) 2017年3月23日
タイとサウジアラビアの一戦も、早いタイミングでスコアに動きがあった。26分にアル・アビドの浮き玉でアル・サハラウィが裏に抜け出し、ネットを揺らした。
後半はタイが3バックから4バックに変更してかなり攻勢をかけるも、なかなかゴールに至らず。そして終盤には逆にオウンゴールで更に1点を失った。さらにサウジアラビアは最後に1点を追加して3-0で勝利している。
FULL TIME | @FAThailand 0-3 @SaudiNT | Two late goals sealed a 3-0 win for Saudi Arabia. #RoadToRussia #WCQ2018 #THAvKSA pic.twitter.com/3QIJ7r1T5d
— The-AFC.com (@theafcdotcom) 2017年3月23日
これでサウジアラビアは結果を4勝1分1敗とし、日本が4点差以上で勝利しない限り首位を守ることとなる。
なお、日本とは別のグループAにおいては、中国が韓国を1-0、シリアがウズベキスタンを同じく1-0で破っており、どちらもより下位のチームが勝利したことで混戦模様が色濃くなっている。