不安に苛まれる時期を耐え抜いたブッフォン。2015年に行われた『才能とチームの活かし方』というワークショップでは以下のように講演し、鬱に苦しんだ時代は成長するための時間だったと語った。
ジャンルイージ・ブッフォン
「鬱病の時代は、個人的な成長の時間だった、自分のキャリアには満足していたが、男として満足していなかった。魂の中にそのブラックホールがあったんだ。
今でも僕は自分を理解するために奮闘している。昔よりも遥かにバランスが取れているし、リラックスもしているが、まだ自己批判を続け、自分をケアし、人生で最善を尽くしたい。成長できる方法を理解することが、人生にとって良いものになる。
後悔はないよ。僕は旅をして、そしてミスをしてきた。結局のところ、ミスは自分の成長を助けるものなのだと」
そして先日『Kicker』の取材に応えた彼は、鬱病を克服するために重要なものを明かしている。
ジャンルイージ・ブッフォン
「鬱病の克服の秘訣?それは、薬だけに頼らないことが肝心なんだよ。
僕は自分の運命を構築してきた。薬に依存することなくね」
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ