『AS』は18日、「セビージャのMFスティヴン・エンゾンジは、来季のユヴェントス加入に合意した」と報じた。
スティヴン・エンゾンジは1988年生まれの28歳。コンゴ民主共和国にルーツを持つフランス人選手である。
アミアンでプロデビューを果たした後、2009年にブラックバーンと契約してイングランドに渡り、ストーク・シティでも長くプレーした。
フランスU-21代表の経験も持っており、その際には現横浜F・マリノス監督のエリック・モンバエルツに重用されていたことも。
そして2015年にセビージャへと移籍してスペインで大ブレイクを果たし、今季は多くのクラブから関心を持たれていると言われている。
エンゾンジの契約には3000万ユーロ(およそ36.4億円)の契約解除条項が付随しており、ユヴェントスは冬の獲得を断念していた。
しかし夏のマーケットにおいて再挑戦する姿勢を見せており、エンゾンジとの間で個人的条件についての合意を取り付けたとのことだ。
ユヴェントスは現在ボランチの補強に動いていると考えられており、リヨンの若手MFコランタン・トリッソにも接近していると伝えられる。