松井大輔がかつて所属していたトミ・トムスクと、巻誠一郎が所属していたアムカル・ペルミ。

その両クラブがロシア1部リーグ第20節で対決した。

結果は1-0でホームのトミ・トムスクが勝利。

ただ、これはただの白星ではなかった。彼らにとって実に去年の9月以来となる勝利だったのだ。『Soccerway』で見てみるとこの通り。

ロシアはウィンターブレイクが長いとはいえ、ほぼ半年も勝利の美酒を味わえなかったのは相当辛かったはず…。

相手のガジ・ガジエフ監督でさえ「トミの勝利を祝福するよ。難しい状況にある彼らにとっては非常に重要なものだった。相手に祝辞を述べなければいけないね。彼らは心のこもったプレーをしていた」と讃えていた。

一方、トミ・トムスクのヴァレリー・ペトロコフ監督は「3月は非常に難しい月だ。特にシベリアではね」とコメント。トムスクはシベリア西部に位置しており、この日の最低気温はマイナス19度だったそう…。 

ただ、20試合でわずか9得点のトミ・トムスクは現在最下位に沈んでいる。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介