このほどロシアで1部2部の入れ替えプレーオフが行われた。2部3位のトミ・トムスク(トム・トムスク)は、1部14位クバン・クラスノダールを2戦合計2-1で下し、見事昇格を掴み取った。
Футбольный клуб #Томь @fctomtomsk возвращается в Премьер-Лигу. Поздравляем! #РФПЛ pic.twitter.com/nSo8HP2LxW
— РФПЛ (@rfpl) 2016年5月27日
敵地での1stレグを0-1で落としていたトミ・トムスクだったが、ホームでの2ndレグでは2-0で勝利。劇的な逆転で昇格を決めた。
かつて松井大輔が2010年9月から12月までのローン(グルノーブルから)でプレーしたことでも知られるトミ・トムスク。近年は1部2部を行き来しており、これが3シーズンぶりの1部復帰となる。
ちなみに、37歳になった元チェコ代表DFマルティン・イラーネクがばりばりのレギュラーとして活躍していたりする。
さて、ロシアといえば広大な国土で知られるが、今回試合が行われたクラスノダールとトムスクの距離をグーグルマップで見てみると凄いことに…。
その距離、なんと4,254km!ちなみに、国土地理院によれば、北海道から沖縄までは2,243km(都道府県庁間の距離)。つまり日本列島のほぼ2倍の距離を移動しているのだ。
1stレグは24日、2ndレグは27日に行われており、移動だけでも大変そうだ…。
なお、入れ替えプレーオフのもう一試合、1部13位アンジと2部4位ヴォルガル・アストラハンの対戦は前者に軍配。アンジが1部残留を決めている。