好調チェルシーの背番号「10」、エデン・アザール。
不調に見舞われた昨シーズンとは打って変わって、今季は「完全復活」とさえ表現できるようなプレーが目に付く。
先月のアーセナル戦で決めた衝撃の独走ゴールは2月の「Goal of the Month」に選ばれており、今季のベストゴール候補の一つにもなっている。
そんなアザールが、またもや得意のドリブルでスタジアムを賑わせた。
14日に行われたEFLカップの準々決勝マンチェスター・ユナイテッド戦で、披露したのがこのプレー。
ギャリー・ケイヒルの縦パスをセンターサークル内でボールを受け取ったアザール。
高速のボールであったがヒールで巧みにコントロールしクリス・スモーリングをあっさりかわすと、ゴールに向かって一直線!マルコス・ロホによるスライディングタックルを物ともせず、角度のないところからシュートを狙った。
結局シュートは枠を外れたものの、「無双」に近かった2014-15シーズンを思い出させるようなドリブル突破であった。
35分にはアンデル・エレーラを退場に導くボールキープも。恩師であるジョゼ・モウリーニョとしても、手を焼いたに違いない。