今季アントニオ・コンテ監督が就任したチェルシー。3-4-3へのフォーメーションを変更したチームは昨季とは見違えるような好調ぶりを見せている。

そんななか、『Sky Sports』において、ティエリ・アンリとエデン・アザールが対談を行った。

アザールはコンテと前任者であるジョゼ・モウリーニョとの戦術面の違いについてこう述べた。

エデン・アザール(チェルシーMF)

「戦術的なトレーニングは、コンテのほうがよくやるね。

僕らはピッチ上ですべきこと、自分がどこにポジショニングすべきかを正確に把握できている。DFたちもどこにいなきゃならないかをね。

モウリーニョはシステムを配置するだけで、僕らはあまり機能できなかった。

やるべきことは分かっている。僕らはフットボールをプレーしているんだからね。

でもオートマティズムはちょっと違ったかもしれないね。

モウリーニョの1年目に僕らがタイトルを勝ち取った時、僕の後ろには(ネマニャ・)マティッチがいた。

時に僕は前に留まり、マティッチは自分の仕事をしていた。

コンテの場合は違うんだ。僕はよりインサイドに寄る。(左にはマルコス・)アロンソがいるからね。

ボールを奪った時のカウンターのための準備をしておかなければいけない。

今(ようやく)フットボールは足元にボールがあることだけじゃないと理解したと思っているよ。

足元にボールを収めるのはいいことだけど、時には深いところに走り込むことや、ゴールに向かうことも必要さ」

また、アザールはコンテのもとで他人のためにスペースを作るための動きについても理解を深めたとも述べていたようだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介