『Sky』は14日、「レスター・シティの元コーチであるケヴィン・フィリップス氏は、ラニエリ体制のチームに組織はなかったと話した」と報じた。
昨季プレミアリーグ優勝を果たしたレスターであるが、今季は一転成績が低迷し、ラニエリ監督を解任することになった。
その後アシスタントから昇格したクレイグ・シェイクスピアの下でチームは勢いを取り戻しつつあり、リヴァプールとハル・シティに連勝している。
2015年に短期間ラニエリ氏の下でコーチを務めていた元イングランド代表FWケヴィン・フィリップスは以下のように話し、もともと組織は良くなかったと激白した。
ケヴィン・フィリップス
「シェイクスピアとはともに働いていたよ。
私はラニエリ監督の下で短期間働いたが、その時の組織は良くなかった。もしシェイクスピアともそうであったら、もっと早くに崩壊していただろう。
選手に対しては信頼を与えなければならない。彼らは昨年よく自分たちの士気を維持したよ。本当に自分たち自身でよく管理した。
もちろん、マネージャー(ラニエリ)はリーグ優勝による賞賛は受ける。しかし、多くの非難にも値する男だ。
とはいえ、もしシェイクスピアがそこにいなければ、彼らにとって勝利を収めることはもっと難しいものになっていただろう。
あれは我々とシェイクスピアにとって大きな学習になった。GKコーチのマイク・ストーウェルとともに進めていたとき、ラニエリがやってきた。
我々は選手についてのプランを作っていた。しかし、ラニエリが望むようなセッションを行わざるを得なくなった。我々は適応しなければならなかった。
シェイクスピアはこのようなことを行うことができ、厳しい状況にも適応できる男だ。才能を持っている。この仕事に長年関わり、経験豊かな人々と働いてきたからだ」