世界的に大きな話題となったPSGによる大逆転でのCL敗退。

1stレグを4-0で先勝しながらも、アウェイでの2ndレグで1-6と敗れ、バルセロナの前に屈し敗退が決まった。

そんなPSGに向け、痛烈なバナーを掲げたファンがいた。酒井宏樹が所属するマルセイユのサポーターたちだ。

マルセイユは先週末、ホームにアンジェを迎え3-0と快勝。スタッド・ヴェロドロームのゴール裏にはこんな横断幕が掲げられていた(「Youtubeで見る」からご覧ください。00:12から)。

「6-1」というのは、もちろんバルセロナ対PSG戦の結果。

"REVONDS PLUS GRAND"というのは、「夢は大きく」という意味のフランス語だ。

PSGとマルセイユの対戦は「ル・クラスィク」と呼ばれ、一般的にフランスのナショナルダービーである。2月末の試合ではPSGがアウェイで1-5と大勝しており、その翌週、パルク・デ・プランスではこのようなバナーが見られた。

マルセイユを下した「1-5」というスコアに、「アメリカンドリーム」という意味のフランス語が書かれている。マルセイユは昨年末にアメリカ人オーナーによって買収されており、そうした事実を逆手にとって「夢がある」と皮肉ったわけだ。

そしてマルセイユのファンはCLの結果を受け、PSGに対して「夢は大きく」というバナーを掲げたというわけだ。これはもちろん、パルク・デ・プランスのものに呼応したものである。

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