『Independent』など各メディアは8日、「マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ロストフのピッチとUEFAの対応を批判した」と報じた。
7月に行われた中国でのプレシーズンマッチでは、マンチェスター・シティとのダービーを中止するという判断を下したモウリーニョ氏。その際の理由は「ピッチの状態が悪すぎる」というもので、リスクを避けた形であった。
しかし、今回は公式戦でそのようなピッチに当たってしまったとモウリーニョ監督が怒りを見せているようだ。
彼が言うには、木曜日に戦うロストフ(ロシア)のオリンプ2スタジアムの芝はかなり酷い状態であるという。UEFAにもそれを訴えたものの、いい返事は返ってこなかったとのことだ。
Photo: Rojo and Mata on Rostov pitch today #mulive [telegraph] pic.twitter.com/8AZ8gemwqn
— utdreport (@utdreport) 2017年3月8日
ジョゼ・モウリーニョ
「私はまだ信じられないね。明日ここでプレーするということを理解しなければならない。
しかし、信じがたい。我々がこのピッチでプレーするというのは――これがピッチだって言うのならね。
これは、我々が夏に中国でプレーしたものと同じようなピッチだ。あの時、我々とマンチェスター・シティは、ここでプレーしてはいけないと考えた(試合は中止された)。
しかし、今回我々はここでプレーしなくてはならない。
ピッチを見に来て、UEFAからきた一人の紳士とコンタクトを取るまで、誰ともこれについて話せなかった。
彼にピッチの懸念を話した時、あの紳士は私に言ったよ。『選手は保険に入っている。誰かが怪我をしても問題ない』と」
また、ダレイ・ブリントもピッチの状態が悪いことを認めつつ、それでも勝たなければならないと語ったという。
ダレイ・ブリント
「僕は外に出たばかりだけど、ピッチはベストじゃないね。
良くはないけど、集中しなければならない。集中して、勝ちを目指すよ。そのためにここに来たんだ。
ピッチは悪い。しかし、それを言い訳には出来ないからね」