『FourFourTwo』は4日、「マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ氏は、個人表彰についてコメントした」と報じた。
一時期はかなり苦しい戦いを余儀なくされていたが、2月はプレミアリーグとCLで全勝、FAカップでも再試合の末ハダーズフィールドを破るなど調子を上げたマンチェスター・シティ。
チームは3位までポジションを上げ、グアルディオラ監督はこの結果で2月の月間最優秀監督賞の候補に選出された。
しかしグアルディオラ氏はそれらの件について以下のように話し、個人の表彰には何ら意味がないと語った。
ジョゼップ・グアルディオラ
「私はこのビジネスを理解しているし、全てを尊重している。月間最優秀選手賞も、月間最優秀監督賞も。
でも聞いてくれよ、君たち。何の価値がある?私にとっては、それ以上の意味はない。
ガブリエウ・ジェズスが月間最優秀選手なのか、あるいはそうでないか。それとは関係なく、私は悲しい。彼はチームを助けられないからだ。
もちろんこれまで彼は大いに貢献してくれた。それは監督としての私も、チームも求めていたものだ。成功は成功。ミスはミス。良いものは良い。
月間最優秀監督賞は、勝ったから獲れる。まあ、それは単純な話だ。
通常、多くのお金を使ってより良い選手を獲得すれば、勝利して賞賛を得られる。
何度も言ってきたが、私が多くの賞を獲得してきたのは、いいチームを率いてきたからだ。もしそうでなければ不可能だった。
私にとって、表彰は重要なものではないのだよ。
このチームを見てくれ。魂がある。プレーもますます良くなっている。選手はチームメイトとの理解を深めている。自分一人のパフォーマンスだけではなくね。
ゴールキーパーがいいプレーをした。だが、それはキーパーだけのものではない。チームのものだ。
もしゴールを決めても、それはストライカーだけのものではない。チームのものだ。それが重要なのだよ。
何度も聞いてきた。『得点王になりたい、バロンドールを獲りたい』と。バカバカしい話だ。ナンセンスだ。
タイトルを取れば、人々は幸せになる。しかし、そういうものでは全くない」