イングランド・プレミアリーグのリヴァプールFCは27日、「新たな経営最高責任者(CEO)として、ピーター・ムーア氏を任命した」と報じた。

リヴァプールのCEOは2014年からイアン・エア氏が務めてきた。彼はリヴァプール出身の人物で、フェンウェイ・スポーツ・グループがクラブを買収する以前からフロントに入っていた。

2016年11月にはフットボール・ビジネス・アワードで「プレミアリーグ最優秀経営者」賞を受賞したことでも大きな話題になっている。

しかし今回エア氏はドイツの1860ミュンヘンで常務取締役に就任することとなり、5月の契約満了を待たずしてチームを離れることとなった。

その後任として選ばれたのがピーター・ムーア氏。彼もリヴァプール出身の人物であり、現在61歳である。

彼はこれまでアメリカに本部を置いているゲームメーカーElectronic Arts(EA)でチーフコンペティティブオフィサー(最高競争力責任者)を務めていた。

10年間EAでリーダーシップを発揮してきた人物で、スポーツ部門のEA SPORTSの総裁も務めていた。

EA入社以前にはマイクロソフト社、SEGA、そしてリーボックなどでも経営に関わっており、豊富な経験を持っている。

フェンウェイ・スポーツ・グループは10ヶ月前から彼にアプローチしており、今回経営者として迎えることに成功したようだ。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手