J1のサンフレッチェ広島は1日、清水エスパルスから元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカを完全移籍で獲得したことと、FC東京へ期限付きで貸し出したことを合わせて発表した。
ピーター ウタカ選手 清水エスパルスより完全移籍加入 および、FC東京に期限付き移籍のお知らせ
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— サンフレッチェ広島 公式 (@sanfrecce_SFC) 2017年3月1日
ウタカはナイジェリア代表として二大会ワールドカップに出場したジョン・ウタカの実弟で、自身も同代表で9試合3得点を記録した33歳のストライカー。
ベルギー、デンマーク、中国で活躍した後、2015年に清水へ加入し、J1年目で28試合9得点を記録した。チームがJ2へ降格したため、昨年は期限付きで広島へ移籍。ここで33試合19得点をマークし、得点王に輝いた。
今季は開幕を迎えても去就がはっきりしない状況が続いていたが、このほど、清水から広島への完全移籍と、FC東京への即日ローンという形により再びJの舞台でプレーすることになった。
期限は来年1月1日までで、この期間中、広島との公式戦には出場できない契約となっている。
広島の公式にはウタカのメッセージが掲載されている。
「ピッチ内外で支えてくれたスタッフやチームメイトに感謝いたします。ケガなく良いシーズンになるよう願っております。そして、常に支えてくれた広島のサポーターの皆さん、ありがとうございました。サンフレッチェ広島の幸運をお祈りいたします」